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ポルトガル旅行5  

第4日目(3/28)後半

昼食を摂り、ナザレを展望台から見学したあと、バスはアルコバサに向かった。
目指すはサンタ・マリア修道院
正式名はサンタ・マリア・ディ・アルコバサ修道院。
ポルトガル初代国王アフォンソ1世の時代、1178年に建築が始められた。
ペドロ1世とイネスの悲劇が伝わっているが、その二人の棺がある。
その二人の悲劇を最も叙情的に伝えているサイトがあるので、少し長いが引用してみる。

160328-30サンタマリア修道院 14世紀 、時の王アフォンソ4世は、息子のペドロに隣の強国カス
 ティーリャの王女(コンスタンサ)との縁談を持って来ました。
 当時は領土拡大や政治の安定のための政略結構は、王家の者なら当
 たり前の時代でしたから、往時のペドロもこれを了承しました。

 結婚式当日、あろうことかペドロは新妻コンスタンサの侍女、
 イネスに恋をしてしまったのです。
 イネスは始めは突然の王子の求愛に戸惑いましたが、
 王子の熱心さ一途さに惹かれていきました。

160328-31 禁じられた恋に身を委ねる二人でしたが、その噂は瞬く間に広がり、
 王の耳にも入る事態となりました。
 激怒した王は、すぐさまイネスをコインブラのサンタクララ修道院
 に閉じ込め、ふたりの仲を裂こうとしたのです。
 しかし、その絆は弱まるばかりか、強く結ばれていったのです。

 ペドロの妻、コンスタンサが突然の病で亡くなったのは、数年後の
 ことです。
   *ペドロとの間に世継ぎの王子フェルナンドを残していました。
 それがキッカケかは分りませんが、ペドロはイネスと共に生きるこ

160328-32 とを決心し、二度と離れないと誓いました。
 やがて時は流れ二人の間には3人の子供が生まれ、幸せに暮らして
 いたのですが、イネスの存在を良しとしない側近たちがアフォンソ
 王に詰め寄ります。
 「いずれこの国はイネスの一族に乗っ取られてしまいます。世継ぎ
 の王子フェルナンドの命も危険です」と側近たち。
 イネスの排除を迫られ、苦渋の決断を迫られたアフォンソ王は決断
 を下します。
 コインブラの涙の泉に王は刺客を送り、イネスを暗殺させたのです。

160328-33ペドロ1世棺 ペドロは彼女が亡くなった泉の、血にまみれた石に、いつか彼女の
 かたきを打つことを誓ったのでした。
 2年後、アフォンソ王が崩御し、彼は次の王となりました。そして
 積年の恨みを晴らすべく、イネス暗殺の実行犯たちを見つけ出し、
 処刑しました。
 そして、サンタクララ修道院に駆け付けると、イネスの墓を掘り起
 こし、ある儀式を執り行います。
 それは、彼女を正式な王妃として認めさせるための戴冠式でした。
 「わが妃に忠誠のしるしを!」と、家臣たちに忠誠の証を見せるよ
 うに言いました。

160328-34イネスの棺  
 家臣たちは、イネスの遺体に忠誠の口づけをし、ペドロは自らの
 手で王妃の証である王冠を彼女の頭に載せました。

 イネスの死から12年後ペドロも天に召されます。
 幾多の障害に阻まれながらも、純愛を貫き通した一途な王、ぺドロ
 の棺は、彼の遺言通り最愛の妻、イネスの一生のレリーフで彩られ
 ています。
 ペドロの愛が深く刻まれたイネスの棺は、天使たちがやさしく寄り添
 い彼女を囲んでいます。そして、醜い獣に姿を変えられた暗殺者たち

160328-35 が棺を支えているのです。
 今、サンタ・マリア修道院に安らかに眠る二人の棺は、ふたりの足が
 向き合うように並べられています。
 なぜだと思います?

 いつの日か、深い眠りから覚め再び起きあがった時に、
 ふたりが笑顔で向き合えるように・・・


 引用が長くなってしまいましたが、お許しください。
 
160328-36 写真上から4番目がペドロ1世の、5番目がイネスの棺なんやけど、
 側近の6人がイネスの棺の下に置かれている。
 =写真解説=(上から順に)
  ①サンタ・マリア修道院外観   ②&③主祭壇
  ④ペドロ1世の棺   ⑤イネス・デ・カストロの棺
  ⑥柱の裏側   ⑦回廊より正面ファサード
  ⑧回廊   ⑨踏み石?   ⑩メタボ測定中
  ⑪ふたつの棺   ⑫中庭

 
160328-37回廊  
 ←回廊を歩く先生が絵になる!(あえて無修正)








160328-38 ⑨踏み石って?
 不正を働いた僧侶とかで、積極的に踏むよう言われた。
 どんな不正かは知らんけど、その後何百年も踏まれ続けようとは
 思わんかったやろな。
 もうツルッツルになってる。特に顔が。。。
 一体どんな悪さをやったんか、悲恋物語より興味が湧いた。

 悲恋物語は結局、洋の東西を問わぬ権力争いと不倫話やろ。
 そう言ってしもたら身も蓋もないか。

160328-39肥満測定 ←肥満度測定中。
 修道士が太ってくると、この壁の窪みに放り込まれた。
 無事通過できなかったら、パンと水だけしか与えられなかった。
 やってはおらんけど、多分私ぁパンと水だけしか。。。

 最年少のお嬢ちゃんはもちろん余裕でセーフ。
 この頃は随分話もするようになってたが、去年はフランスへ行った
 そうな。


160328-40ふたつの棺 「どこが良かった?」
 というT子の質問に、
 「モンサンミッシェル!」
 と、即答しとった。恐るべし小学4年生。

 2階に上がると、壁の一角を切り取って小窓にしてある。
 二人の棺を一望できる。



160328-39中庭 サンタ・マリア修道院で見学は終わり。
 首都リスボンへ向かう。
 リスボンではカルディラーダ(ポルトガル風ブイヤベース)の夕食。
 イカ・ムール貝・ジャガイモ主体の料理で塩辛くない。
 割といけた。

 リスボンに着いて真っ先に感じたのは、表記が Lisboaであること。
 英語では Lisbonやけど、地元では違うんや、ってことやった。
 当たり前やけど、日本は英語ではJapanやもんな。

リスボン3連泊。どんな町でしょうか?
                                    つづく・・・


 

category: 大きい旅行

tb: --   cm: 2

コメント

しんちゃん、こんばんは

Me too...(笑)

きのっぴぃ #- | URL
2016/04/08 00:22 | edit

こんばんはぁ~

肥満度測定中 v-16e-3

え~私ゃ前向きでも横向きでも挟まるょ。。。 v-16e-2

しんじぃ~ちゃん #- | URL
2016/04/07 20:15 | edit

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